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足場が必要な塗り替え作業 屋根外壁の同時施工をおすすめします
2023.10.16
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「足場代」は塗り替えに必要な設備。だからこそトータルコストでお得に。
必要経費で見落としがちな「足場代」。
高所作業を安全に行うため、施工現場では設置されることが多い設備です。
設置には費用が発生しますので、できれば塗り替えは屋根外壁同時の施工が工数的にも費用的にもおすすめです。
２回に分けると足場作業なども２回になるため、同時施工の方がリーズナブルな場合がほとんどなのです。
新築時に屋根と壁で特別な塗り分けをしている場合を除き、ほぼ同じようなタイミングで経年劣化をしていきます。
今回はその足場について解説していきます。
「省いてもいいんじゃない？」と思われがちな足場
見積り額をみたら結構な額を占めている足場代。
特に屋根塗装だけの場合ははしごで済ませて足場代を出したくないと思われる場合が多くあります。結論から言えば、屋根塗装だけでも足場は必要な場合がほとんどを占めます。
足場をかけなかったことにより、職人の安全性からくる施工品質レベルの低下を招いたり、法律に抵触してしまうこともあります。
こういったことから、屋根だけ、壁だけと２回に分けて塗り替えをするよりも、一回の足場代で終わらせてしまった方が結果的にはトータルコストを抑えることができます。
塗り替えで足場が必要な３つの理由
近隣への配慮
塗り替え前には屋根・外壁の汚れを除去するため高圧洗浄作業が入ります。
足場には養生幕と言われるカーテンのような幕を取り付けられており、建物一周カバーして汚れた水などを防ぐ役割も果たしています。
近隣のおうちや外構、お車への飛散防止のため、足場設置で近隣へのご迷惑とならないよう、予防・対策をしています。
また、塗装中も塗料の飛び散りなどが付着しないようにしなければなりません。
このように、ご近所様への配慮のためにも、足場と養生幕は必要と言えます。
安全性確保のため
塗装作業自体はローラー、刷毛などですが、洗浄器具や塗料缶を持ち上げたり、重量のある機材を高所で使用する場合があります。塗料缶は１缶20kg程度あり、小分けして運ぶにしても、何度も上り下りするため足元が不安定だと危険性が上がってしまいます。作業効率の悪さから工期が伸びることも考えられます。
屋根には苔などが生えたりして滑りやすくなっている場合もあります。万が一バランスを崩しても、足場に設置した安全帯や手摺などで職人の安全性を高めることができます。
塗り替え工事中の事故防止のためにも、足場の設置は必要です。
正確に塗装工事を行うため
塗り替え工事は決して安い金額ではありません。依頼したからにはしっかり施工してほしいと思うもの。
住宅・店舗など様々な建物がありますが、どの建物も思った以上の高所での作業となっています。慣れていない人だと足がすくんでしまうような場所も。そのような場所で足元がしっかりしていない場合、細かな部分の施工しかり、正確な工事が難しくなってしまいます。
職人は高所作業に慣れているプロフェッショナルではありますが、職人も人間ですので、恐怖心があおれるような危険性が高い場所ではどうしてもクオリティが左右される場合も。
しっかりした施工をするためにも、足場は設置して安全な塗り替えをしていきましょう。
稀に足場が必要ない塗装工事もあります。（近隣に建物がない、低い建物で法律に抵触しない、特別な事情があるなど）建物診断時やお見積り時にスタッフが判断させていただいております。お見積りの際にはあらかじめご留意ください。
