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塗装には乾燥時間が必要です。乾燥時間は塗料の成分により厳密に決まっており、乾燥時間を守った施工をすることで強固な塗膜が形成されています。

塗料が完全に乾燥するまでにはいくつかの注意点があります。
塗料の持つ性能を十分に発揮するため、重要な乾燥について解説します。

乾燥が終わっていない状態で触れてしまうと

いわゆる生乾きの状態で触ってしまうと、昔から漫画などにも登場するようにべったりと手や衣服についてしまいます。
見た目が乾燥していても内部が液状のままということもあり、仕上がりを見てみようと指でついてみたらその部分が指先についてそのまま広範囲にはがれてしまった、という事例もあります。
マニキュアを触ったことがある方ならイメージがつきやすいかもしれません。

乾燥しているように見えてもしない方がいいこと

見た目が乾燥が終わっているように見えたため、傘や自転車を立てかけたところ、触った部分からはがれてしまうという場合があります。

これは弾性塗料によくある事例で、ビニール傘のビニールに含まれる可塑剤が塗料に悪さをしてしまい、傘の樹脂と塗料の樹脂が一体化していまうことに原因があります。

スタンドを使わずちょっと立てかけるだけ……と自転車のグリップ部分を外壁に触れさせたところ、同様の現象が起こることがあります。

このような現象は乾燥時間が長くなればなるほど徐々になくなっていきますが、目安となる確固とした時間はどれぐらいと言い切れないため、念のため半年~1年ほどは外壁にものを触れされないよう注意した方がよいでしょう。

補修について

上記のように、お客様側の不注意ではがれてしまった場合は有償での補修となる場合がほとんどです。
施工中に不測の事情などで汚損破損があった場合や、施工後保証内容の範囲の場合はその限りではありません。

気になる点がある場合は担当営業までお気軽にご連絡ください。

プロタイムズ八戸店ではDXを活用したリアルタイムの現場管理システムも導入しています!
施工中も気になる点がありましたら現場スタッフにお伝えいただいてもOKです。すぐに対応いたします。

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